高品質でポスター印刷するには(解像度編)

ポスター印刷ソクプリが実証!! 解像度はどれくらいがいいの?

高品質でポスター印刷するのに解像度はどれくらいがいいの?という質問をいただくことがあります。
チラシ等の小さいサイズの印刷物等に関しては300dpi〜350dpiが一般的とされていますが、大判のポスター印刷の場合はそこまでの高解像度は必要ありません。
当店ではポスター印刷で高品質にプリントする場合は下記のように推奨しています。

  • A1サイズのポスター印刷 200dpi〜300dpi
  • B0サイズのポスター印刷 120dpi〜200dpi

解像度を比較してみよう!!

実際に、同じデータを解像度を変えて出力したものを撮影してみました。
上の大きな写真がA3サイズ、下の6つの写真はその一部を切り出して解像度を変えたものです。

ソクプリガイド 解像度編

1mまで近づいて撮影したものがこちらです。

1メートル離れた場所から撮影しています。
72dpiから300dpiまで、異なる解像度の写真がありますが、1メートル離れるとほぼ見分けがつきません。

30cmまで近づいて撮影したものがこちらです。

  • 72dip 全体写真の差はあまりぼやけたりしませんが、拡大すると綺麗とは言えません。
  • 100dip 拡大写真を72dpiと比べると少しはっきりしました。
    しかし近くで見るような小さいサイズのポスターですとぼやけが気になりますね。
  • 130dip 少し輪郭がはっきり見えてきました。
    ある程度離れて見る大判ポスター印刷の場合は、高解像度にしていただく必要はなさそうですね。
  • 180dip 艶感やヘタの部分などはっきり見えてきましたがまだ気持ちぼやけていますね。
    A1よりも大きくなる場合でしたら120dpi〜200dpi程度を推奨いたします。
  • 200dip 肉眼で見ると300dpiと比較しても綺麗といえます。
  • 250dip 大きな違いがわかりませんが、30cmほど離れて高解像度のカメラで撮影したものを拡大してみると250の方がきれいな事がわかります。
  • 300dip 肉眼で確認すると、250dpiとほぼ同じに見えますが、こちらも高解像度カメラの写真を拡大すると違いはわかります。

いかがでしょうか?
ここまで寄って見れば違いがわかりますが、ある程度離れて見る事を想定している大判ポスター印刷の場合は、それほど高解像度にしていただく必要はありません。

【注意】解像度が高すぎると出力できない事がございます。

まれに高品質プリントを行いたいという目的からか、非常に高解像度のデータをご入稿いただく場合がございます。
当店では、通常よりも高解像のデータを処理できる環境を整えておりますが、それでも解像度が高すぎる場合はデータ処理・出力ができない場合があります。
解像度等が原因で出力できない場合は、データ不備という扱いになり再入稿をお願いする場合があり、それが原因で発送日が遅れる原因になりますのでご注意下さい。

当店では激安大判プリントの即日発送をモットーにしておりますので、納期をお急ぎの方に多くご利用頂いています。
データ不備により納期の遅れにならないように上記の写真を参考にデータを作成して下さい。

ソクプリスタッフが教える(解像度以外の)高品質でポスター印刷を行うコツ

解像度以外に高品質でポスター印刷を行うコツとして、用紙選びがございます。
当店で一番安価な用紙は「マット紙」という用紙ですが、写真等を高品質に出力するのに向いた用紙ではありません。
他に激安な用紙で言えば「光沢紙」「合成紙」をお選び頂くと高品質に出力が可能です。
「合成紙ラミネート加工をしていただくとさらに綺麗に仕上がります。

用紙・ラミネートのご注文はこちらから

  • 写真光沢紙

    700円(税込) 〜

    • ツヤあり
    • 低コスト
    • 当日発送可
    • 屋外NG
    • ラミネート△

    インクのにじみが少なく表面に光沢のある紙で、色の再現性に優れています。
    美しくしあがり、写真のような艶があります。

    注文する

  • 合成紙

    980円(税込) 〜

    • マット調
    • 低コスト
    • 当日発送可
    • 耐久性・耐水性
    • 短期間屋外OK
    • ラミネート加工で屋外OK

    合成樹脂を主原料とした用紙で、耐久性や耐水性に優れた合成紙です。ラミネート加工で長期屋外での使用に適もした用紙です。

    注文する

  • ラミネート加工

    690円(税込) 〜

    ※用紙を別途ご注文ください。

    耐久性・防水性が向上し、高級感のある仕上がりになります。UVカット加工が施されており、長期の屋外利用も可能です。

    注文する

いかがでしょうか、他にも解像度についての検証やコラムを掲載しています。
データ制作をされる際の参考に、こちらも読んでみてください。

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